事務所案内

私が社会保険労務士になりたいと考えたきっかけは、短大卒業後に就職した旧白鳥町役場での勤務経験でした。初めての配属は住民課の国民年金係で、窓口対応を任されましたが、公的年金制度について全く知識がなかったため、しばらくはとても大変で、毎日やめたいと思っていました。仕事内容は、国民年金保険料の納付に関する業務や、老齢年金・障害年金の請求受付業務をしていましたが、そのうち一人で対応できるようになり、気持ちに余裕が出てきました。そして強く感じたことは、「公的年金制度は、国民の所得補償制度であり、国民の生活のためにとても大切な制度であること」「国民にとってとても大切な制度なのに、理解している人はとても少ない」ということでした。また、窓口業務では、よくお客様からお礼の言葉をかけていただき、楽しかったので、「公的年金の相談業務は、人のために役立てるとても価値が高い大事な業務だし、人に喜んでもらえるよい仕事である。」と強く実感していました。それで退職後、「金融機関と契約する年金専門の社労士になろう」と考えて社労士試験を受験したのが、併設しているスワン社労士事務所開業への始まりです。
少子高齢化が進み、公的年金だけでは老後の生活の不安が増してきました。それで、国の施策として公的年金の改正とセットで確定拠出年金が年々拡充されてきています。ですが、「公的年金+確定拠出年金」の相談に対応できる資格者は、少数です。当社は、当社の業務が「人のためになる価値の高い業務であること、人に喜んでもらえる業務であること」を確信し、その業務に特化するため法人化しました。初心を忘れず、「相談してよかった」「依頼してよかった」と一人一人のお客様に本音で感じてもらえることが、当社の大切な事業目標です。